|冬至
昼の時間が最も短くなり、夜が一番長い日。
古来では「太陽の力が弱まる日」と恐れられてきました。
この日に柚子湯に入ったり、かぼちゃを食べたりする習慣は、
魔除けや運気を高めていくという意味合いからきています。
「山里は 冬ぞ寂しさ まさりける 人目も草も かれぬと思へば」
山里は都と違い冬がとりわけ寂しさが強くなる。人の気配もなく草も枯れてしまうのだから。
古今和歌集 冬・315 源宗于朝臣(みなもとのむねゆきあそん)
期間
12月22日〜1月5日頃
七十二候
12月22日〜12月25日頃 乃東生(のつかれくさしょうず)
12月26日〜12月30日頃 麋角解(さわしかつのおる)
12月31日〜1月4日頃 雪下出麦(ゆきくだりてむぎのびる)
旬の食べもの
ゆず、れんこん、にんじん、銀杏、かぶ、大根、きんかん、かぼちゃ※かぼちゃは夏野菜ですが、この日に食べるのは夏に太陽の光をたっぷり浴びて育ったかぼちゃはパワーがあり、冬に補えない栄養を補給できるからと考えられています。また、冷蔵庫がなかったため長期保存できるかぼちゃは重宝されました。
行事・習慣
・冬至祭
・柚子湯に入る
・かぼちゃや小豆を食べる
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